最近の葬儀には、家族葬というものがあります。家族葬は、一般的に家族以外にも親しくしている方を中心に葬儀を行います。現代は、核家族化、高齢化が進んでいる影響で、近所付き合いも少なくなっているので、家族葬を行なうことが多くなっています。家族葬の良いところは、一般の葬儀より費用を抑えることができるということです。それに身内だけで静かに葬儀を行うことが出来るのもメリットの一つです。

家族葬の相場ですが、家族葬の規模で違ってきます。10名ぐらいで行なうものもありますし、親戚も参列する場合は20名から30名ぐらいのものもあるのです。参列者が少なければ少ないほど、飲食と返礼品の費用は減ります。

それに一般の葬儀と比べて、家族葬はシンプルにしたいという希望が多いのです。ですから、祭壇や装飾にはあまり費用をかけないことがあります。もちろん一般葬のように祭壇を準備する方もいますし、中には葬儀に費用をあまりかけないで、直葬で火葬のみ行うという場合もあります。

今やあらゆる葬儀会社でもこのような家族葬のプランが当たり前のように組み込まれています。例えば、家族葬（火葬のみも含む）を得意としているこちらの祭礼という久留米の葬儀会社もあるほどです。ちなみに、葬儀社にもよりますが大体40万円～100万円ぐらいが相場になっており、祭礼では家族葬が24万、火葬のみのプランが20.6万円となっています。さらに、葬儀後の手続きサポートなどの手厚い待遇をしてくれるのも魅力の一つです。

このように家族葬はいろいろな形式があります。いずれにしても、家族葬は、故人と最後を過ごす葬儀ですから、費用の多い少ないは全く関係がありません。最後まで故人とゆっくり過ごすことが、何より家族葬の一番の目的であり、大切な供養となります。