日本では神への信仰が強く、神棚を家に祀るということは、神様を家にお迎えすることとなり、朝と夕方に家内の安全や健康を祈って神様にご挨拶をすることは、とてもたいせつな事とされています。
一般的な神棚の飾り方については、一戸建ての場合、平屋建てなら良いのですが2階建ての場合は、1階に祀ってしまうと、神棚の上を人が歩くことになりますので、2階の日当りが良く、風の通りの良い部屋に祀る事が理想です。
しかし都心部に住まわれている方はマンションが多いのですが、上の階で人が生活をしていますので、天井に雲と書いた紙を貼り付けて、神棚の上は空であることとするのですが、基本的には、住まれている方が、どのような気持ちで神様を祀るかが大切になります。
飾り方については、神具を用意する必要があり、榊立てや神鏡、神酒壺を2本、水玉、かわらけが必要となり、神棚と神具の大きさのバランスがとれたものがよいので、大きさに注意して購入することが必要となります。
また棚板も必要となり、一般的な棚板のサイズは90センチとなっており、祀る位置は人間が立って、やや見上げる位の高さが良く、人間と同じくらいの高さだと吐く息がかかるということになりますので注意が必要です。
意外にふだん信心深くない人でも、お正月に買ったお札なんかが家にあったりしますよね。私も過去にどこに置いていいのか分からず、カーテンレールの上になんか乗せたりしてました。いいのかどうかわかりませんが・・・。ですが、家を建てた時にきちんと神棚を買いました。神棚通販サイトとでもいうのか、ハセガワ仏壇というサイトがありますが、お手頃でありながら本格的な神棚を販売されていて、ひととおりこちらのサイトで揃える方も多いようです。そこにお札も祀るようにしましたが、なんだかとても守られてる気になっていいです。やはりこういった信仰心は心を豊かにしてくれます。